コレだけはおさえよう!貸金業法のポイントずばり

貸金業法

お金をこれから借りようという人であっても、世の中に”貸金業法”というものがあることを知っている人は、少ないんじゃないだろうか。

日本でお金の貸し借りをする場合、この貸金業法にそって融資が行われている。当然、貸金業者はこの細かい取り決めについて熟知していなくてはイケない。

もちろん法律家や貸金業者になるわけではないので、あなたが全部細部まで知る必要はナシ。

ただ、カードローンで借りる前と借りた後の不安ってありますよね?貸金業法について少しは知っておくと、そういった不安が解消できることは間違いない。プレっち

貸金業法は誰のためにあるのか?

お金の貸し借りについての法律=貸金業法ってあるんだけど、知ってた?

プレっち

カシテ美

知らないです。 聞いたこともなかった。
まあね、確かに借りる人には身近ではないね。でも少しは知っておくと良い部分もあるんだよ。

プレっち

カシテ美

えっ!本当ですか?じゃあ、貸金業法がどんなものか教えてもらえます?
うん。なるべく理解しやすいように優しく解説するよ。

プレっち

問題は、多重債務者がたくさん増えたこと

それではまず、”貸金業法”は何のためにあるのか?からいってみようか。

実際に、何のためだと思う?

プレっち

カシテ美

う~ん… 貸金業者が借りたお金をしっかり返してもらうためのもの、ですか?

それもあるけど、貸金業者よりも、お金を借りたい人が安心して利用できるようにするためのもの。

だから、自然と借りたい人が守られることが前提としてあるんだよ。

プレっち

カシテ美

え、ワタシら借りる人のためですか?

嬉しいけど、正直なにか裏がありそうで怖いな。

そうなった背景には、大きな問題があったから。

その問題っていうのは、多重債務者がたくさん増えたこと。借金で生活ができなくなった人が増えたのが理由なんだよ。

プレっち

総量規制で借りられるお金の上限を抑える

実はこの貸金業法、1983年からあるんだ。今まで何度も改正を繰り返して、良くないところを見直し。そして今現在の形になった歴史がある。

プレっち

カシテ美

あ、それはスゴいですね?法律って少年法みたいに、今の時代に沿わないままのもありますよね。

2010年に貸金業法が改正される以前、この頃の貸金業者は、カードローンの利用者が例え他社から多額に借入れしてようとも、お金を貸せるだけ貸してたんだ。

過剰な貸付。それでも絶対取立てる自信があったんだろうね、きっと。

プレっち

カシテ美

えっ!そんな状態で、みんなちゃんと返済を出来てたんですか?

いや無理だよね。そうなると、返済が困難になる人が増えても不思議はまったくない。

そこで2010年の貸金業法の改正後に導入されたのが、『総量規制』というもの。

プレっち

借り入れできるのは、年収の3分の1が上限

カシテ美

総量規制?

そう。総量規制というのは、「借りられるお金の上限が最大で、あなたの年収の3分の1までですよ」、という規定。

借りられる金額に限度を設けたんだ。

プレっち

カシテ美

でも融資を頼みたい人が、できる限りいっぱいお金を借りたい場合は?

それでもダメなものはダメ。貸金業者にとっては、ドンドンお金を貸したいのがホンネ。それでも個人に対しては、年収の3分の1を超えて貸付してはダメなんだよ。

借りられる金額に限度を設けたんだ。

プレっち

カシテ美

ダメなのは分かったけど、それってカードローン利用者のためになってるの?

言い分もわかるけど、その代わり、利用者が破綻しにくい。

破綻してしまえば、誰も得しない。そうならないために、どこかで線を引く必要がやっぱりある。

プレっち

総量規制には、例外と除外がある

カシテ美

でも、万が一借りられちゃった場合はどうなるの?

実際に貸金業者が限度以上に貸し付けると、罰則として行政処分がある。

でもカードローンの利用者には、罰則は特にないんだ。なので、すぐに3分の1を超えている分を返済する必要はない。

プレっち

カシテ美

困ったな、それだとローンで家とか車とか買えないじゃん?

その心配はいらないよ。

総量規制には、例外と除外されるものがあるんだ。

住宅ローンや自動車ローンは除外対象で当てはまらない。そしてこの総量規制の対象になるのは、消費者金融系のカードローン。銀行系のカードローンは対象外だし。

プレっち

上限金利の値下げで返済が楽になる

もう1つ貸金業法の改正後に大きく変わったのは、上限金利。

さっき昔は多重債務者がたくさん増えたと話したよね?その多重債務者が苦しんだ要因の1つが、金利の高さ。

プレっち

カシテ美

確かにお金を沢山借りたとしても、金利が低ければ利息も少ない。

そうなれば、毎月の支払いが困難になることも少なくなる。

その通り。当然返済する合計額も少なくなって、支払期間が短くなるよね。

プレっち

カシテ美

それじゃあ、金利を低くすれば問題解決じゃないですか??
まあ、世の中そんな簡単だったらいいけど。物事はスンナリ行かないから問題になる。

だから解決のための適切な法律が必要ということ。

プレっち

出資法と利息制限法という金利を定めた2つの法律

カシテ美

それじゃあ、何が難しい状況にしていたの?
世の中に金利を定めた法律が2つあるんだ。出資法利息制限法というものなんだけど。

こんなの2つもあるだけでもややこしいのに、
それぞれが定めた上限金利に差があった。それでさらに問題が複雑化。

プレっち

カシテ美

うわぁ、なんか凄くお役所っぽいんですけど。
かつては出資法の上限金利が29.2%、利息制限法の上限金利が20.0%。

この金利を見て、どちらの金利を貸金業者が選ぶかは明らか。ちなみに、どっちだと思う?

プレっち

カシテ美

引っ掛け問題じゃないかぎり、上限金利の高い出資法じゃないですか?
そりゃそうだよ、小学生でも分かる。

モチロン、貸金業者は儲かるから高金利で貸付したい。

プレっち

グレーゾーン金利の廃止

利息制限法の上限金利20.0%と出資法の上限金利29.2%の間の金利を、曖昧なという意味からグレーゾーン金利と呼ばれていたんだ。

法律がアイ、マイ、ミー、マインではいけない!

プレっち

カシテ美

何ですか?その寒い親父ギャグ感のある決めゼリフは?!

グレーゾーンじゃなくて寒いゾーン突入ですよ、ホントに。

ともかく、コレではいけないと今では出資法の上限金利を、利息制限法の上限金利と同じ20.0%に引き下げられたんだ。

プレっち

取り立て行為に対しての規制

カードローンでお金借りた後の不安とかってない?

プレっち

カシテ美

不安ですか?

そうですねぇ、ちゃんと返済できるか?とか、もし返済が遅れたら厳しい取り立てがあるんじゃないのか?といったものですかねぇ…。

まぁ正直あるよね、そうゆうの。

支払いの滞った人へ容赦ない鬼のような取り立てで怖いというイメージ。

プレっち

カシテ美

本当にあるんですか?

躊躇しちゃうな、お金借りるの…。

連絡がいつでも取れる状態であれば、なんの心配もない

そういった不安がある人が多くいることも考慮されて、2010年の貸金業法改正の時に取り立て行為への規制も貸金業法には盛り込まれているよ。

プレっち

カシテ美

たとえばどんな?

不安解消のためにも詳しく知りたいです。

たとえば、早朝や深夜などの非常識な時間帯にかかてくる催促の電話や自宅への訪問。

暴力団などの人を雇って催促をするなどは禁止されているんだよ。

プレっち

カシテ美

本当に怖い取り立てはないの?
怖い取り立てはない。

ただ注意しなきゃいけないのは、支払いをしない、連絡もしないでバックレる。それをやるとさっき言った催促の電話や自宅への訪問も規則違反にはならないこと。

もちろん暴力団系の人を雇うのはしないけど、連絡が取れなければ、それはもちろん葉書などで催促は当然ある。

プレっち

ここまでのまとめ
  • 貸金業法は、お金を借りたい人が安心して利用できるようにするためのもの
  • 消費者金融で借りられるお金は、年収の3分の1までが限界だということ
  • 年収の3分の1以上の借入なら、銀行系のカードローンに融資を申し込む
  • 最大上限金利が20.0%である
  • 連絡先を明らかにしていれば、過剰な催促はない

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